セパレータ(電極)部分にアルミニウムを使った新しい燃料電池システムを開発しました。これまで主流であったカーボン製電極は、衝撃に弱く、割れやすいという欠点がありましたが、アルミ材を採用することにより、薄く、耐久性の高いシステムを実現することができました。また、素材を金属にすることで、錆び易くなるマイナス面もありましたが、当社固有のメッキ技術を生かし、表面に0.3μm以下のカーボン皮膜を施す事で、この問題をカバーしました。今後も、全く新しい発想の燃料電池システムとして、業界に御提案できることを目標に、基礎研究を続けて行きます。