材料・熱処理・表面処理

対応可能な材料

対応可能な材料

鉄・ステンレス・アルミ・銅(真鍮)などの一般的な金属材料に加え、当社では特殊な材料の加工にも対応しており、材料の特性や形状に応じて最適な加工方法をご提案いたします。

冷間鍛造用鋼線 冷間鍛造用金属材
深絞り加工用金属材(板状) 深絞り加工用金属材(板状)
鉄
純鉄及び炭素鋼各種
ステンレス
ステンレス各種
(XM7、420J2,430)
アルミニウム
アルミ系材料
銅系材料
銅系材料
真鍮系材料
真鍮系材料
その他特殊材
チタン、コバール、Ni、Nb
その他特殊材
対応可能な熱処理

対応可能な熱処理

社内の真空炉をはじめとする熱処理設備及び協力会社にて、以下のような熱処理に対応しています。

熱処理の種類とその特徴

焼入れ・焼き戻し 「焼き入れ」とは、金属の硬度を上げることを目的に行われる熱処理です。処理後、靱性が低下し組織が脆くなる為、一般的には、焼入れ後に「焼き戻し」を行なうことで靱性を回復させる処理が行われています。

焼鈍 加工硬化による“ひずみ”を取り除くことで組織を軟化させ、展延性を向上させる熱処理です。

焼きならし 加工によって製品内部に生じる“ひずみ”を取り除いたり、金属組織を標準状態に戻したり、微細化を目的として行なう熱処理です。金属の強度・延性を高くする処理でもあります。

浸炭焼入 素材表面を硬化させるための熱処理です。硬化の程度は、炭素量に強く依存するため、製品内部は柔軟な構造を保ったまま、表面のみを硬化させることができます。製品の耐摩耗性と靭性を両立させることを目的とする場合などに用いられます。

窒化処理 鉄やチタン合金を、高温の窒素雰囲気中に暴露し、金属表面に窒素を浸透させて、硬化させる熱処理です。熱処理後の寸法変化が少なく、耐摩耗性に優れた製品を実現することが出来ます。

対応可能な熱処理

対応可能な表面処理

当社グループ専門の めっき工場(和幸理研株式会社)及び協力会社にて、亜鉛、銅、ニッケル、スズ、金、銀、ロジウム、クロムめっきなど、様々な処理に対応しています。

めっきの種類とその特徴

亜鉛めっき 亜鉛めっき 鉄鋼材料は錆びやすく、その防食の為に「亜鉛めっき」が用いられることが多いです。通常、防食性をさらに高める為、亜鉛めっき後 にクロメート処理を施すことが一般的です。(例:3価クロメートめっき 等)
銅めっき 銅めっき 電気伝導性が良く、平滑化作用も良い為、電子部品や装飾めっきの下地めっきとして広く使用されています。
ニッケルめっき ニッケルめっき ニッケルは鉄に比べて、空気や湿気に対しての安定性がはるかに高い為、防食(防錆)や装飾用として、多く使用されています。
無電解ニッケルめっき 無電解ニッケルめっき 電気ニッケルめっきと異なり、複雑な形状の製品に均一にめっきを付けることが特長です。
スズめっき スズめっき スズめっきは、優れた白色の光沢を持ち、はんだ付け性も良い為、電子部品に多く使用されています。
金めっき 金めっき 耐腐食性、耐酸化性、電気伝導性、熱伝導性に優れ、低い接触抵抗性を兼ね備えています。
銀めっき 銀めっき 銀めっきは、電気伝導性に優れ、接点・コネクター系の部品に施されることが多いです。
ロジウムめっき ロジウムめっき 耐食性に優れ 反射率が高く、白色の美麗な光沢を持つ為、装身具のめっきとして使用されることが多いです。
クロムめっき クロムめっき 美しい金属光沢を持ち、耐食性にも優れることから、装飾用めっきとして多く利用されています。また、工業用めっきとしても、潤滑性と耐磨耗性に優れた特性が、工業製品の低コスト化に大きな役割を果たしています。
その他 その他 亜鉛ニッケルめっき(耐食性・耐熱性)、スズコバルトめっき(耐変色性)などがあります。
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